ポルトガル語の翻訳サービスは翻訳会社のランゲージユニオン

翻訳会社ランゲージユニオンのロゴ フリーダイアル サイトマップ メール 連絡先

ナビゲーション お問い合わせ 会社案内 選ばれる理由 ホーム


ブラジルからの報告 2008.07.14開始


翻訳会社 Language Union のポルトガル語翻訳者が、選んだブラジル国内の最新ニュースです。日本にいては分からないブラジルの情報を、読み易い日本語にしてご紹介しています。



第 29 回 "ブラジル高速鉄道敷設計画 その(2)" 2011年04月22日



一昨年10月、2016年夏季オリンピック開催地がリオに決定し、リオーサンパウロ間の高速鉄道敷設計画は、オリンピックまでの開通を目指して本格的に動き出したとこの便りでお伝えしました。


新幹線

しかし当初、昨年第一四半期に予定していた建設工事の入札は、12月16日へ延期されたあと今年4月29日へ再び延期。


そしてまたさらに3ヶ月延期される可能性が高くなったと4月1日付けのブラジルの新聞が報じました。


ブラジルが提示していた概算予算は、建設工事引き受け側の収益性の面で非常にハードルが高く、昨年12月の入札予定日には日本や欧州が応札を見送る方針を打ち出していました。


ところが、リオーサンパウロ間高速鉄道は将来パラナ州やミナス州へも同じ技術を使って敷設する可能性が高いと運輸省が発表。


それが契機に応札を見送ることにしていた複数のグループが再び応札の意思表示をしたため、その準備に改めて日数が必要になったからです。


ブラジル国旗

ブラジルでの高速鉄道は、いずれ南米のチリやアルゼンチンでの売り込みにも活用できるという含みもあり、落札を目指した凌ぎ合いは、いよいよ最終段階を迎えようとしています。


再三再四にわたる入札の延期によって着工が非常に遅れることとなり、2016年の開通は大いに危ぶまれる状況となってきました。


今後の展開は、どのようになるのでしょうか?


後日また改めてお伝えいたします。




次回の"ブラジルからの報告"をお楽しみに!!



" ベスト・クオリティの翻訳サービスを、全てのお客様に提供すること "

私達 Language Union の使命です。